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選挙権が18歳以上となり初の参議院議員通常選挙を前に、大分県内の大学生が集う「おんせん県議会若者DAY」にNBU生も参加。大分県議会議員の皆さんとの意見交流会も実現した。学生の視点で考える大分県の問題点や可能性、初めての選挙に臨むドキドキ感や素朴な疑問などを、自分たちで考え、自らの言葉で語ります。ここは、日本の未来を輝かせるためのスタート地点!

初めての大分県議会、
知ることで関心が湧く。

senkyo_sc1_img1▲普段、なかなか接することのない両者。お互いの意見に興味津々。

第24回参議院議員通常選挙の公示日がせまる6月20日。「18歳選挙権」となる初の国政選挙を迎え若者たちの動向に注目が集まる中、大分県議会が主催するイベント「おんせん県議会若者DAY」が開催され、大分県内の大学生・短大生などが参加。NBU日本文理大学からも、工学部建築学科の1年生7名が大分県議会本会議場へと向かった。普段、馴染みのない本会議場に初めて足を踏み入れ、演壇に立ったり、議長席から周囲を見渡すなど、興味津々の学生たち。
 第一部は大分県議会議員の代表者から、役割や仕組み、活動内容を紹介してもらう。災害現場の調査に出向いたり、議員の方が自ら防災士の資格取得に励んでいるエピソードなどを聞き、議会だけではない幅広い活動を知った学生たち。休憩の間には「議会だけが仕事だと思っていたのに、すごく忙しそうで…ハードな仕事だと思った」「知らないから関心を持てなかったのかも…」と当初、抱いていたイメージとのギャップに驚いていた。

▲現場の生の声を聞いたことで、選挙へ抱いていた先入観が塗り替えられていく。

▲現場の生の声を聞いたことで、選挙へ抱いていた先入観が塗り替えられていく。

▲「大分県を輝かせるために、アイデアをどんどん出してほしい」と期待を寄せる県議の皆さん。

▲「大分県を輝かせるために、アイデアをどんどん出してほしい」と期待を寄せる県議の皆さん。

県議会議員の皆さんと本音で語る、
意見交換会。

senkyo_sc2_img1▲大分県議会の成り立ちや県議会議員の活動などを分かりやすく説明。

第二部は会場を県議会委員会室に移し、3つのグループに分かれて、学生と県議会議員の意見交換会が行われた。他大学の学生たちと一列に並び、テーブルを挟んで県議会議員の皆さんと向き合う形で始まった意見交換会。最初は緊張気味だった学生たちだが、次第に自分の考えを、自分の言葉で語り始める。最初の話題は熊本地震から考える防災意識について。大分県でも由布市、別府市に大きな被害をもたらしただけに関心は高いようだ。「僕は建築学科で建物の耐震性などについて学んでいますが、今回の地震で大分県内の建物の被害状況はいかがでしたか?」と建築学科の学生ならではの質問が投げかけられた。議員の方からは、調査報告とともに「日本の未来の建築を担うあなたたちにお願いがあります。今回の地震で感じたこと、必要だと思った耐震性や防災性を、ぜひ大学での研究に、そして社会人になって仕事に活かしてください」と激励していただいた。そして旬の話題はやはり今回の参院選へ。「皆さんの中には今回が初めての選挙の方もいらっしゃいますが、投票に行きますか?」という問いに、「ニュースで見ても、政治家に対してあまり良い印象が持てないんですよね…」と本音をポツリ。同席する関係者は若者の率直な意見に一瞬驚かされたが、「ほとんどの議員は国や県のために全力で働いていますよ!」とのベテラン議員の熱弁にその場が和んだ。

▲他大学の学生たちの意見や考え方もNBU生にとってはおおいに刺激となったよう。

▲他大学の学生たちの意見や考え方もNBU生にとってはおおいに刺激となったよう。

「なぜ選挙に行くの?」に
答えられる大人になりたい。

senkyo_sc3_img1▲当日はテレビ局、新聞社の取材陣も多く、話題はやはり「18歳選挙」について。

意見交換会も終盤にさしかかった頃、NBUの女子学生が今日のイベントに参加した感想を求められた。少し考えた後、自分の気持ちを確かめるようにゆっくりとこう言った。「正直、政治のことはよく分かりません。だから…自分に選挙権があるということも不思議な気がします。でも今日、このイベントに参加したことで、政治や選挙に参加する意味を考えるきっかけになったと思います」。優等生的な発言ではないかも知れないが、自分が感じたありのままを伝える。それは若者にとって、かけがえのないことなのかもしれない。
 イベント終了後、「大分県18歳からの選挙」実行委員会と大分県選挙管理委員会が企画した「18歳からのハロー選挙座談会」に、今回が選挙デビューとなる児玉流石さんがNBU生を代表して登場。「ポスターを見ても候補者の主張が分かるわけではありません。車の中から手を振ったり、名前を連呼したり、大変だなとは思いますが、私たち若者はそれよりも政策や政治家としての姿勢を言葉で伝えることに時間を割くことが必要だと感じるんです」と鋭い意見を述べた。他大学の学生と、同世代ならではの本音のトークセッション。自分の親が選挙に行く姿を今でもはっきりと覚えていると語った彼は、最後にこう結んだ。「将来、家族を持って子どもができたとき、“なぜ選挙に行くの?”と聞かれたら、ちゃんと答えられる大人になりたいですね」。知らないことを学んだことで、興味が湧き、自分事として捉える。どこか無関心を装っていた彼らの気持ちが次第に変わってゆく…。政治のことも、選挙への意義も、まだまだ分からないことは多い。でも、まず、アクションを起こすことで、すべては始まり、きっと日本の未来へとつながってゆく。

▲投票率が上がるかもしれないユニークなアイデアまで飛び出したNBU&APU学生の座談会。

▲投票率が上がるかもしれないユニークなアイデアまで飛び出したNBU&APU学生の座談会。

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